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「練習しなさい」と言わずに済む、1小節の宿題

毎日の練習が続かない原因は、量が多すぎることがほとんどです。おとのは音楽教室が宿題を1小節から出す理由と、家での声かけ、短い練習の続け方を講師の目線で書きました。

「練習しなさい」と言わずに済む、1小節の宿題
この記事の目次
  1. 宿題の量は、少なすぎるくらいがちょうどいい
  2. 親の声かけは「弾いて」より「聴かせて」
  3. 練習が止まったときは、先生に伝えてください
  4. 発表会は、小さな目標になります
  5. よくある質問

「練習しなさい」と毎日言うのは、親にとっても子どもにとってもしんどいものです。言いたくないのに言ってしまい、ピアノの時間が親子げんかの時間になった、というご相談もよくあります。

宿題の量は、少なすぎるくらいがちょうどいい

おとのは音楽教室では、宿題を1小節から出しています。「それだけ?」と驚かれますが、挫折のほとんどは、最初に渡される量が多すぎることから始まると考えているからです。

1小節なら、夕食前の3分で弾けます。弾けると、次の小節も弾いてみたくなる。その順番を、先生が小さく刻んで用意します。

3分で終わる練習の流れ

家での練習は、次のくらいで十分です。

1回3分の練習

  • 先生に丸をもらった小節を、ゆっくり1回弾く
  • 弾けたら、次の小節を片手だけで1回弾く
  • 最後に、好きな曲のさわりを1回弾いて終わる
  • 時間は決めず、弾けたところでやめてよい
  • できたことを、ひと言ほめる

親の声かけは「弾いて」より「聴かせて」

「練習しなさい」を「今日の1小節、聴かせて」に変えるだけで、空気が変わります。上手に弾けたかどうかを見るのではなく、弾いた音を聴く側に回ってみてください。

忙しい日は、弾かなくても構いません。楽器のふたを開けて、座るだけで十分な日もあります。

練習が止まったときは、先生に伝えてください

2週間ほど練習が止まったときは、遠慮なく担任に知らせてください。曲が難しすぎたのか、生活が忙しかったのか、原因によって、宿題の出し方を変えられます。振替に回数制限はないので、休んだ週を気にしすぎなくて大丈夫です。

発表会は、小さな目標になります

当教室には、春のホール発表会、夏のサロンコンサート、冬のおさらい会の年3回の舞台があります。参加は自由ですが、「あの曲を、あの日までに」という目標があると、毎日の練習に張りが出る子もいます。人前が苦手なお子さんは、冬のおさらい会のような小さな会から始めています。

よくある質問

飽きっぽい子でも続けられますか?

宿題を1小節からにしているのは、そのためです。担任が固定で、先週の続きから進めるので、気持ちが途切れにくくなります。

練習の時間は、毎日必要ですか?

毎日である必要はありません。短くても、触れる日が多いほど、手が覚えていきます。

レッスンの決まりごとは コースと料金のページ に書いています。気になることは お問い合わせページ からご相談ください。

この記事を書いた人

篠原 真琴(おとのは音楽教室 主宰)

篠原 真琴(おとのは音楽教室 主宰)

ピアノ講師。2009年、国分寺でピアノ2台から教室をはじめました。担任固定と1小節の宿題で、子どもが音楽を嫌いにならないレッスンを続けています。

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