ホーム読みものコラム

コラム

発表会の曲は、子どもに選ばせています。

発表会のシーズンになると、保護者の方からよく聞かれます。「先生が決めた、ちゃんとした曲のほうがいいんじゃないですか?」。気持ちは分かります。でも、おとのはの発表会では、できるかぎり子ども自身に曲を選んでもらっています。

発表会の曲は、子どもに選ばせています。
この記事の目次
  1. 「やりたい」 が、 いちばん続く
  2. 年に 3回、 舞台が ある
  3. 出るか どうかは、 自由です

「やりたい」が、いちばん続く

大人が選んだ「ちゃんとした曲」は、上手に弾けるかもしれません。でも、本人が「この曲がやりたい」と思って選んだ曲は、練習の続き方がまったく違います。寝る前に頭の中で口ずさんでいたり、休み時間にメロディーを歌っていたり。

「あの曲を、あの日までに」。この小さな目標が、毎日の練習を続く形に変える。

もちろん、選んだ曲が今の実力より少し難しいこともあります。そういう時は、担任が一緒に「ここを少しやさしくしようか」とアレンジします。本人の「やりたい」を消さずに、弾ける形に整えるのが先生の仕事です。

年に3回、舞台がある

おとのはには、春のホール発表会、夏のサロンコンサート、冬のおさらい会という3つの舞台があります。規模も雰囲気も違うので、その子に合った舞台を選べます。人前が苦手な子は、冬の小さなおさらい会から始めてもらっています。

緊張も、拍手も、その日に弾いた曲ごと、子どもはずっと覚えています。何年も経ってから「あの曲、発表会で弾いたよね」と話してくれる。あの一日が、音楽を一生の味方にしてくれるのだと思います。

出るかどうかは、自由です

とはいえ、発表会への参加は強制ではありません。出たくない年があってもいい。大切なのは、舞台があること自体が、日々の練習に小さな張り合いを与えてくれることです。

「うちの子が人前で弾くなんて」と思っている方こそ、いちど見にきてください。最初の8小節から、3年後の舞台を目標に取り組む例もあります。参加や進み方は、ご本人と相談して決めます。

この記事を書いた人

篠原 真琴(おとのは音楽教室 主宰)

篠原 真琴(おとのは音楽教室 主宰)

ピアノ講師。2009年、国分寺でピアノ2台から教室をはじめました。担任固定と1小節の宿題で、子どもが音楽を嫌いにならないレッスンを続けています。

主宰と教室のこと

このサイトはデザインの見本です。掲載情報・記事・日付はサンプルです。