zoroya ── まだ、地図にない店。ワインと魚の構想模型

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夜の路地に建つ、ワインと魚の店の構想模型。部屋の名前から、好きな場所へどうぞ。

01 ── テーブル席 ・ 業態案「レストラン」

白いクロスの夜。

いちばん静かで、いちばん時間の長い店の案。白いクロスに魚のコース、 皿とグラスが交互に主役になる夜。コースは急ぎません。 記念日の席は、話し声がいちばん綺麗に聞こえる場所に。

構想のお品書き(抜粋)

  • 前菜本日の魚のカルパッチョ
  • 主菜鯛のアクアパッツァ
  • グラスその日のイタリアワイン

02 ── カウンター ・ 業態案「バル」

樽を囲む夜。

いちばん賑やかで、いちばん敷居の低い案。立ち飲みの距離の近さは、 それだけでごちそう。樽をテーブルに、小皿とグラス1杯から。 隣の知らない人と、いつのまにか乾杯している夜。

小皿の帖(抜粋)

  • 切り立て吊るした生ハム
  • 小皿オリーブと チーズ
  • グラス気取らない赤を一杯

03 ── ワインバー ・ 業態案「ワインバー」

深夜の一杯。

いちばん暗く、いちばん静かな案。ランプ1灯と、グラスが数脚。 赤ワインに光を当ててそっと滑らせると、ルビー色の輪がテーブルの上で踊ります。 バレリーナのような、束の間の指輪のような、その一瞬のための部屋。

深夜の帖(抜粋)

  • 今夜の赤作り手の話とともに
  • 締めくくり甘口を ひとくちだけ

04 ── キッチン

火と、氷。

テーマは魚とピザ。薪窯の火と、氷の上の魚——2つの温度が同居する厨房。 ピザは焼き上がりの数十秒が主役、窯の前の席からその瞬間が見えるように。 魚は一尾のまま火を入れて、トマトとオリーブとスープごと一皿に。

窯の帖(抜粋)

  • 薪窯マルゲリータ
  • 窯焼き鯛のアクアパッツァ
  • 覚え書き仕入れ先は、まだこれから

05 ── ワインセラー

この棚は、もう始まっています。

店はまだ無いけれど、この地下だけは構想ではありません。 飲んだすべてのワインの記録を、ずっとつけ続けています。 瓶は横に寝かせて静かに休ませ、イタリアを中心に、作り手と土地の話ごと注げる棚に。 いつかこのノートが、そのままワインリストになります。

テイスティングノートの一節

  • 外観縁に ルビーの輪
  • 香り熟した果実と 土の気配
  • 味わい長い余韻、また会いたくなる

06 ── 今夜の選択

今夜は、どの店に来たい?

3つの部屋を見てもらいました。答えで模型の灯りが変わります。 この一票が、店の形を決めていく大事な材料になります。