小さな結婚式にいくらかかるのか。ここがはっきりしないまま、半年動けないでいる方がとても多いです。相場の記事はたくさんありますが、内訳まで書いてあるものは少ない。だからこの記事では、うちの見積りの中身をそのまま分解します。
「二十人で百万円」の中身を分解する
うちで二十人のお式をすると、会場費と衣裳を入れて、だいたい百万円前後になります。この百万を分けると、こうなります。
- 進行・企画・当日の運営 …… 約38万円
- 花(会場装花・卓上・ブーケ)…… 約12万円
- 撮影(当日+データ+アルバム一冊)…… 約18万円
- 会場費(貸切・二時間半)…… 約15万円
- お食事(20名分)…… 約20万円
- 衣裳とヘアメイク(2名分)…… 約25万円
足すと128万円です。ここから、会場費・お食事・衣裳の三つはおふたりが直接お支払いになるもので、うちにお支払いいただくのは上の三つ、68万円だけです。この分け方を最初に知っておくと、他社の見積りと比べるときに混乱しません。
人数を半分にしても、半分にはならない
十人にすると、お食事と衣裳は減りますが、進行と撮影はほとんど変わりません。十人で約38万円のプランと、二十人で約68万円のプランの差が三十万円なのはそのためです。人数に比例するのは、食べるものと座る場所だけだと思ってください。
見積りに載らないのに必ずかかる四つ
ここを先に見ておかないと、あとで「聞いていない」が起きます。うちは最初の一枚に書き添えていますが、書いていない会社もあります。
最初に確認しておく四つ
- 遠方の交通費と宿泊費(片道二時間を超えると発生することが多い)
- 前撮り(別日に撮るなら、たいてい別料金)
- ご家族の衣裳(留袖・モーニングのレンタル)
- 引き出物と当日の心づけ
この四つで、十万円から二十万円くらい動きます。二十人のお式なら、百万に対して二割弱です。小さくない額なので、見積りをもらった日に必ず聞いてください。
削っていいところと、削ると後悔するところ
削っていいところ
- 引き出物を「持ち帰る物」から「その場で渡す一品」に変える
- 会場装花を減らし、卓上だけにする(そのぶん花の種類を絞ると、かえって印象が締まります)
- アルバムを作らず、データだけにする
削ると後悔するところ
うちで見ている限り、あとから「やっぱり付ければよかった」と言われるのは、この二つです。
- 撮影の時間。式の三十分だけ撮る形にすると、支度と、終わってからの時間が一枚も残りません
- 雨の日の会場のおさえ。屋外を選んだのに押さえていないと、当日に選択肢がなくなります
雨のことは長くなるので、別の記事に書きました。雨の日のことを先に決めておくをご覧ください。
見積りを見るときの三つの質問
どの会社の見積りでも、この三つを聞けば中身が見えます。金額の大小より、答え方を見てください。
- 「この見積りに載っていない費用は何ですか」
- 「あとから金額が増えるとしたら、どういうときですか」
- 「人数が減ったら、いくら下がりますか」
答えが濁ったときは
- 「だいたい入っています」と言われたら、何が入っていないかを紙で出してもらう
- 「当日にならないと分かりません」が二つ以上あったら、いったん持ち帰る
まとめ
小さな結婚式の費用は、「会社に払うお金」と「自分たちで払うお金」を分けて見ると、急に分かりやすくなります。そのうえで、載っていない四つを聞く。ここまでやれば、金額で失敗することはほとんどありません。
うちの費用の目安はお式のつくり方にまとめてあります。見積りを出したあとに、こちらの都合で金額が増えることはありません。
よくいただく質問
小さな結婚式の相場はいくらですか
二十人までなら、会場費と衣裳を含めて総額80万〜130万円あたりが多いです。ふたりだけなら30万円前後から可能です。
見積りはいつもらえますか
初回の九十分のご相談から、二営業日以内にお出しします。人数や場所が決まっていない段階でも、幅のある形でお出しできます。