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私たちについてABOUT US
大きな会場を持っていません。式場もありません。持っているのは、二十人までのお式をつくってきた時間と、そのあいだに決めてきたいくつかのことだけです。
名前のこと
花むすびという名前は、水引の花結びからとりました。かたく締めず、ほどけて、また結び直せる結び方です。一度きりの約束ではなく、何度でも結び直せるように、という意味を込めています。
結婚式は一日で終わりますが、そのあとの時間のほうがずっと長い。だから、その日を完璧に固めることより、あとから結び直せる形にしておくことのほうが大事だと考えています。
はじまり
もともとは、大きな会場で式の進行をしていました。二百人の披露宴で、新婦のお父さまが最後まで一言も話せないまま終わった日があります。進行表どおりで、誰も間違えていない。ただ、その方が話す時間だけがどこにもありませんでした。
人数を減らせば話せる、という単純な話ではないのかもしれません。それでも、顔が全部思い浮かぶ人数なら、少なくとも「誰が話していないか」に気づけます。二十人という上限は、そこから決めました。
決めていること
型を決めません
進行表は白紙から書きます。乾杯を先にしても、手紙を読まなくても構いません。おふたりの話を九十分聞いてから、順番を一緒に決めます。
見積りは一枚で出します
花・撮影・当日の人件費まで、最初の一枚に全部載せます。会場費や衣裳のようにおふたりが直接お支払いするものは、目安の金額を同じ紙に書き添えます。あとからこちらが項目を足すことはありません。
当日 立ち会うのは三人まで
進行と、花と、撮影。多くても三人しか行きません。人が増えるほど、その日はおふたりのものでなくなっていきます。
つくる人
進行と段取り
会場での進行を十二年。白紙の進行表を書くのが仕事です。当日は、決めたこと以外はしません。押しても急かしません。
花
市場で選んでから束ねます。前の年から品種を決めることはしません。名前を覚えて帰っていただけるよう、五種類までに絞ります。
写真
並んで撮る写真は少なめです。誰が誰の話を聞いていたか、そちらを多く撮ります。枚数は先にお約束して、そのとおりお渡しします。
これまで
数はあまり多くありません。一日に二件は受けないと決めているためです。
- 開業
- 2019年(京都市左京区)
- これまでのお式
- およそ二百件いちばん少ない参列は0名、いちばん多い参列は20名。平均は9名です。
- いちばん多い相談
- 「家族だけにしたいと親にどう伝えるか」お式より先に、この相談から始まる方が半分ほどいらっしゃいます。
- お断りしていること
- 二十人を超えるお式/一日に二件/余興の手配