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酸味が苦手な人のコーヒー豆選び。浅煎りと深煎りの違い

「コーヒーの酸っぱさが苦手」「メニューの豆の名前が分からない」という方へ。浅煎りと深煎りで味がどう変わるのか、好みを伝える3つの言葉、店頭での選び方を、毎朝焙煎している店の立場からやさしくまとめました。

酸味が苦手な人のコーヒー豆選び。浅煎りと深煎りの違い
この記事の目次
  1. 味を大きく分けるのは「焙煎の深さ」です
  2. 好みは、3つの言葉で伝えられます
  3. よくある質問
  4. 分からないまま、聞いてください

「コーヒーは好きだけれど、酸っぱいのは苦手」。そう感じて、メニューの前で手が止まる方は少なくありません。豆の名前や産地を覚えなくても選べる目安を、当店で毎日お話ししている順番でまとめました。

味を大きく分けるのは「焙煎の深さ」です

コーヒーの味は、豆の種類だけでなく、どこまで火を入れるか(焙煎度)で大きく変わります。まずここだけ押さえておくと、注文で迷いにくくなります。

浅煎りは、軽やかで酸味が出やすい

火の入れ方が浅い豆は、色が明るく、果物のような酸味と香りが残りやすくなります。紅茶のようにすっきり飲みたい方に向いています。

深煎りは、苦味とコクが前に出る

しっかり火を入れた豆は、色が濃く、苦味とコクが強くなります。酸味が苦手な方は、まず深煎り寄りから試すと外しにくいです。ミルクを入れて飲みたい方にも合います。

好みは、3つの言葉で伝えられます

専門的な言い方は要りません。当店では、次の3つをうかがって豆を選んでいます。

  • 酸味:すっきり、さわやかに感じる味。「酸っぱいのは苦手」で伝わります
  • 苦味:どっしり、ビターに感じる味。「しっかり苦いのが好き」で伝わります
  • コク:口に残る厚みや余韻。「軽め」「濃いめ」で伝わります

「いつもは何を飲んでいますか」とお聞きするのは、好みの手がかりを探すためです。缶コーヒーでも、コンビニのコーヒーでも構いません。普段の一杯を教えていただくと、近い味から提案できます。

注文の前に、ここだけ決めておくと安心です

  • 酸味は「好き」か「苦手」か
  • 苦味は「しっかり」か「ひかえめ」か
  • ミルクや砂糖を入れるか、そのまま飲むか

同じ豆でも、その日で味は少し変わります

コーヒー豆は農作物なので、入荷の時期や焙煎からの日数で、味わいが少しずつ変わります。当店では毎朝焙煎し、その日の豆の状態を見てからおすすめを決めています。

前回おいしかった豆がメニューにないときは、遠慮なく声をかけてください。近い味わいの豆を、理由と一緒にご案内します。

店内のコーヒーは580円から、持ち帰り用の豆は100gから、価格は980円からご用意しています(税込)。お店の考え方は、お店のことのページでも紹介しています。

よくある質問

豆選びについて、店頭でよくいただく質問です。

酸味がまったくないコーヒーはありますか

酸味がゼロの豆はありませんが、深煎りにすると感じにくくなります。「酸味ひかえめで」と伝えていただければ、その日の豆から、苦味とコクが中心のものをお選びします。

豆の名前を覚えたほうがいいですか

覚えなくて大丈夫です。気に入った一杯があれば、「前に飲んだ苦めの豆」といった伝え方で十分です。好みが分かってきたら、少しずつ名前もご紹介します。

分からないまま、聞いてください

「どれが好みか分からない」は、いちばん多いご相談です。分からないままで構いません。一緒に選べば、おいしい一杯には近づけます。

来店前に確かめたいことは、来店前のよくある質問か、お問い合わせのページからどうぞ。

この記事を書いた人

水野 陽介(ぞろ屋珈琲店 店主・焙煎担当)

水野 陽介(ぞろ屋珈琲店 店主・焙煎担当)

ぞろ屋珈琲店(cafe ZOROYA)の店主で、焙煎を担当しています。珈琲に詳しくなってほしいわけではなく、今日の一杯をゆっくりおいしく飲んでほしい。その思いで毎朝焙煎し、豆の個性を分かりやすくお伝えしています。

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