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展示場を何社回っても決められない理由

住宅展示場を何社も回ったのに、どの家も同じに見えて決められない。松本で木の家をつくる工務店が、迷いが増えていく理由と、間取りの前に「家族の一日」を書き出すという次の一歩を、具体的な書き方と一緒にお伝えします。

展示場を何社回っても決められない理由
この記事の目次
  1. どの家も同じに見えるのは、なぜでしょうか
  2. 比べる前に、家族の一日を書き出してみてください
  3. よくある質問
  4. 迷っている途中で、かまいません

「展示場、もう何社目だろう」。週末のたびにモデルハウスを回っているのに、帰りの車の中で「結局どこがよかったんだっけ」となる。そんなご相談を、松本でもよくいただきます。

先にお伝えすると、決められないのは、見る目がないからではありません。比べる順番が、少しだけ逆になっているだけです。

どの家も同じに見えるのは、なぜでしょうか

展示場の家は、どれもよくできています。だからこそ、違いが見えにくくなります。

展示場は「いちばん良い状態」を見せる場所です

モデルハウスは、広さも設備も、標準より上のものが入っていることが多いです。家具も照明も、きれいに見えるように整えてあります。

そこで比べられるのは、設備の新しさや部屋の広さです。けれど、それは「わが家の毎日」とは別の話です。

間取りから入ると、暮らしが後回しになります

多くの会社は、標準プランを出発点にして話を進めます。そのプランに、家族の暮らしを合わせていく順番です。

すると、打ち合わせの中心は「何畳にするか」「どの設備を選ぶか」になります。朝の支度がどこで渋滞するか、洗濯物をどこに干してどこにしまうか。そういう話が、図面に出てこないまま進みます。

決めきれないのは、自分たちの暮らしが、まだ図面のどこにも入っていないからです。

比べる前に、家族の一日を書き出してみてください

次の展示場へ行く前に、紙を1枚用意してみてください。書くのは間取りではなく、いまの暮らしです。

書き出しておきたい「家族の一日」

  • 朝、家族が同じ時間に集まってしまう場所
  • 洗濯物を洗う、干す、しまうまでの道のり
  • 子どもが宿題をする場所と、そのとき親がいる場所
  • 休日に、家の中でいちばん長くいる場所
  • いまの家で「ここだけは変えたい」と思うところ

うまく書けなくても大丈夫です。「玄関が朝いつも散らかる」くらいの一言で十分です。

この紙を持って話をすると、会社ごとの違いがはっきり見えてきます。暮らしの話を、図面より先に聞いてくれるか。

そして聞いた話を、誰が図面にして、誰が建てるのか。比べるのは、そこです。

私たちは、松本市とその周辺で、無垢の木と自然素材の家をつくっている小さな工務店です。図面を描く前に、この「家族の一日」をうかがうところから始めています。くわしい順番はサービスと相談の進め方にまとめました。

よくある質問

まだ土地が決まっていなくても、相談できますか

はい、ご相談いただけます。土地探しの段階から、エリアや予算、建築費を含めた資金計画を一緒に整理します。

工務店に頼むと、高くなりませんか

自由に作るほど高くなる、というわけではありません。最初に予算と優先順位を整理し、どこにお金をかけるかを一緒に決めていきます。ほかの質問はよくある質問のページにもまとめています。

迷っている途中で、かまいません

何社も回って疲れてしまった、という段階でのご相談も多いです。考えがまとまっていなくても、そのままお話しください。

実際に建てた家を見られる完成見学会は、費用がかからず、その場で契約や見積もりをお願いすることもありません。日程はお問い合わせのページからおたずねください。

この記事を書いた人

髙橋 誠(ぞろ屋工務店 代表)

髙橋 誠(ぞろ屋工務店 代表)

二級建築士。大工として25年、松本で木の家を建ててきました。図面の前に家族の一日をうかがい、聞いた暮らしをそのまま図面にして、自分の手で組むことを続けています。

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