じっとできない時間も
その子の七五三です
草履を気にする足元。慣れない袖をつまむ指。名前を呼ばれて、ちょっとだけ振り返る顔。じっと立った一枚だけを目指さず、その子の今日を、家族の空気ごと写します。
すまし顔になる前の、素の表情まで。
HITOHIRA PHOTO STUDIO
時間を ひとつの場所へ
今日という一日は、
まだあちこちに散らばっている。
BEFORE THE SHUTTER
きれいに並んだ瞬間だけが、その日の記憶ではありません。
着物の袖を整える手。照れて目をそらす顔。家族がやっと同じ場所に揃った、あの空気。ひとひら写真館は、写る前の時間もいっしょに残します。
ばらばらに過ぎていく一日を、あとから何度でも見返せる一枚にします。
草履を気にする足元。慣れない袖をつまむ指。名前を呼ばれて、ちょっとだけ振り返る顔。じっと立った一枚だけを目指さず、その子の今日を、家族の空気ごと写します。
すまし顔になる前の、素の表情まで。
振袖の袖を直す家族の手には、ここまでの日々がにじんでいます。大人になった本人と、それを見つめる家族。ふたつが同じ一枚に入ったとき、成人式は一人の記録から、家族の記憶に変わります。
今日の晴れ姿に、ここまでの時間を重ねて。
呼び方も、立ち位置も、笑うタイミングも、ばらばらの人たち。無理に表情を揃えず、それぞれのまま一枚に集めます。あとから見返したとき、顔だけでなく、あの日の距離感まで思い出せるように。
揃えるのは、表情ではなく時間です。
カメラの前だからと、いつもの空気を消してほしくないからです。話して、待って、家族の空気が戻ってきたところで撮ります。
撮りたい形を決める前に、誰とどんな日を残したいかを聞きます。
笑顔や姿勢を急かさず、いつもの空気が戻るまで待ちます。
支度も、視線も、手の動きも。その日の記憶ごと一枚に残します。
大丈夫です。上手に笑おうとしなくてかまいません。まずは話すところから始めて、いつもの表情が戻ってきたところで撮ります。
写れます。主役の一枚だけでなく、その日を一緒に迎えた家族で写る一枚を大切にしています。どんな組み合わせで残すかは、撮影前にゆっくり相談して決めます。
できません。ひとひら写真館は、3Dホームページ制作スキルの見本として作った架空の写真館です。実在の店舗ではなく、予約や問い合わせも受け付けていません。
写真は 散らばった時間が一枚に集まったもの