「最初の5秒で掴め」とよく言われます。たしかにSNSでは大事です。でも、再生回数が3桁で止まっている広報動画の多くは、5秒目より前——つまり企画の段階でつまずいています。
「誰がどこで観るか」が決まっていない動画は、置き場所がない
僕らが相談の最初に聞くのは「どんな動画にしたいか」ではなく「映像に何の仕事をさせたいか」です。採用ページで学生が観るのか、商談の冒頭で社長が流すのか、展示会のブースでループ再生するのか。観る場所が決まると、尺・トーン・構成は自動的に決まっていきます。
逆に言うと、置き場所が決まっていない動画は、どれだけ画がきれいでも働きません。完成後に「で、これどこに置く?」となった動画を、僕らはたくさん見てきました。
かっこよさは、目的になった瞬間に空回りする
ドローンの空撮、スローモーション、壮大な音楽。それ自体は道具として優秀です。ただ「かっこいい動画を作る」が目的になると、会社の実態と映像が乖離します。観た人が入社して、取引して、「思ってたのと違う」と感じる映像は、長い目で会社の損になります。
企画でやるべきことは、三つだけ
1. 映像の仕事を決める(採用・商談・周年など、一つに絞る) 2. 観る人を決める(誰が、どこで、どんな気分のときに観るか) 3. 見せる「本当のこと」を決める(現場の何を撮れば、それが伝わるか)
この三つが決まってから、カメラの話をします。順番が逆になっている見積りに出会ったら、一度立ち止まってみてください。
撮りたい物語の相談は 制作の相談 からどうぞ。初回は無料です。

